8月19日

川口市立戸塚西公民館

小林 生央 会員

「子供と子供が喧嘩して」というわらべ歌を歌いながら、右手と左手の小指の先同士、薬指の先同士、中指の先同士、人差し指の先同士、親指の先同士をくっつけるという指遊びを実践して、脳の働きと腕や指の筋肉の感覚とのやり取りを意識することを実践しました。

人の体には感覚受容器が多数あります。指を動かすとき、脳は肩、腕、手、指と筋肉をそれぞれ伸び縮みさせて骨を動かすように指示を与えます。多数の感覚受容器がそれぞれの筋肉の縮み具合を感じて、その感覚を脳に返します。また、指先の皮膚、筋肉、骨などでは指同士がくっついたかどうか、押されたかどうかを感じてその感覚を脳に返します。

感覚受容器から脳への情報を脳が受け取ると、脳は指先がしっかりとくっついたかどうかを判断し、もしうまくいっていなかったら、次はそれを修正するように指示を出します。「もう少し右手が手前に来るように」といった指示を出します。それを受けてそれぞれの筋肉がもう一度動きます。

このような脳と筋肉とのやり取りが繰り返されて右手の指先と左手の指先がくっつくことが実現でき、くっついたことを脳は知る、認知するということです。手には5万個も感覚受容器があって細かい動きができています。指先を器用に用いて裁縫をしたり、字を書いたりします。そのときに、脳と筋肉との間の細かいやりとりがなされていることを意識して脳を働かせると脳は活性化します。

脳にはたくさん神経細胞があります。手には五万個も感覚受容器があるのですから、それらの感覚受容器からの刺激を処理するための神経細胞もたくさんあります。脳の神経細胞の中で使われなくなった神経細胞は死んでしまいます。神経細胞を生かし続けるためには使う必要があります。そのために指遊びをして脳の神経細胞を生かし続けましょう。