10月17日

川口市立新郷公民館

岡田 泰江 会員

暑かった夏も過ぎ、急に肌寒くなりました。爽やかな秋空のもと、お集まり下さった皆様に少しでも楽しく音楽を身近に感じていただけるよう、準備体操で軽く身体を動かし温めてから、子供のころ歌った懐かしい曲や馴染み深い曲に合わせて手拍子をすることから始めました。

私たちの脳は使えば使うほど、どんどん活性化すると言われています。

音楽に合わせて動くと、脳のいろいろな部分がいっぺんに働きます。私たちは懐かしい曲を聴くと当時の記憶がよみがえったりします。音楽は人の様々な感情を呼び起こす力をもっています。また指先を動かすと脳にたくさんの刺激が伝わると言われています。

「上手に出来ることが目的ではなく、会場の皆さんと心を合わせて一緒に取り組んで楽しい時間を過ごしましょう」とお伝えし、太鼓の音に合わせて身体を軽く叩いたりして、手拍子の一体感と和太鼓の高揚感を楽しみながらリズムを刻んでゆきました。

後半では、童謡をピアノ伴奏に合わせて歌った後、歌いながらリズムを刻む少し複雑な動きをしました。

歌う、ということはリズムを感じ音程をとり情景をイメージしたりと脳全体が刺激されます。そこに手足の動作が加わりますから、少し迷いながら、時に笑いも交えながら熱心に取り組んで下さいました。

最後は曲の情景をイメージしながら振り付けを覚えていただき、曲に合わせて全身を動かしました。