10月23日

川口市立上青木公民館

海老名 則子 会員

「認知」という意味は情報を理解、判断する事、それがスムーズにいかなくなる事で「認知症」の兆しと言われています。今では「スマホ認知症」もあると聞いています。

2004年には『痴呆、呆け』を「認知症」と呼び、2025年には高齢者の5人に1人が認知症になると言われています。高齢者が増え日本の人口構造は逆ピラミッド。

そんな中2024年の1月には『認知症基本法』が施行され、厚生労働省のリーフレットには

①共生社会を作る ➁認知症の本人の声、考えを聞く ③新しい認知症観に立つ。分かりやすく例を上げながら説明しました。

そして「年齢に因る物忘れ」と「認知症のちがい」を説明し、認知症と「老人の鬱病」も類似している点も説明しました。

皆さんご存知の認知症の多い順で ①アルツハイマー型認知症 ➁脳血管性認知症 ③レビー小体型認知症 ➃前頭側頭型認知症の内容を説明しました。

色々な蛋白質が「不溶なものが不要」となって脳にシミとなり残ります。

認知症にならない為には

①食事を取り、しっかり咀嚼する事が大事。一噛み毎に3.5ccの血 液が脳に流れます。しっかり噛みましょう。でも自分にあった入れ歯を使っていれば大丈夫‼

➁身体を動かす事。無理しない程度の運動 ③コミュニケイーション。人との関わりを直接する事で悲喜感も得ます。

最後に「5しょく」を忘れないで実行してください。

「1食 2飾 3属 4職 5色」の内容を説明しながら「健康」を目指し、人生を楽しみ「健康長寿」を目指しましょう。