講演者:斉藤 常夫 会員

6月17日(火)戸塚西公民館で講演をさせていただきました。
人生の生き方は、いろいろありますが、基本を重視して、大いに楽しく暮らすことが大切であること。そして、できれば、考え方はプラス思考、ポジティブ思考で、マイナス思考やネガティブ思考に陥らないこと。一番良いのは、柔軟性のある思考であることを強調しました。そのためには、目標を設定して、希望のある生活の仕方が好ましいこと。また、よい友達づくりをして、ともに楽しめば、楽しみは2倍になる。

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特に、高齢になりますと、もう歳だからと言ってあきらめ感が強くなる傾向があること。
これによって、老化が進む要因になりますので、できるだけ体の全器官を動かすようにし、刺激を求めて、人に接することが大切であることに、ご理解を求めました。

また、「使わない体は衰える」をキーワードにして、できるだけ、こまめに動く、カロリーを控えめにする、よく笑うようにしていただくと、老いは防げることを説明し、みんなで“ワッハッハッハ”と声を出して笑いました。「笑いは百薬の長」「笑いは健康の泉」で、いくら笑っても薬のような副作用はないこと。また、作り笑いも効果があり、本当の笑いと、脳は区別できないことをお話ししました。

次に、運動不足の弊害を話しました。潜在的な影響として・脂肪の蓄積→肥満、高血圧、脂質異常、・心肺機能の低下→息切れ、脈拍数の増加、・筋肉の委縮→腰痛、膝痛・起立性調節障害→めまい、脳貧血、・糖代謝機能の低下→糖尿病、・骨密度の低下→骨折、骨粗しょう症、ストレス耐性の低下→情緒不安定など。

また、老化防止の効果食品として、ブロッコリー、緑茶、トマト、ニンジン、リンゴ、赤ワイン、玉ねぎ、アーモンド、さけ‥代表的な食品を説明しました。

それから、自律神経と内分泌、免疫の関係について、平素の生活で、交感神経と副交感神経が互いにシーソーの状態が維持できバランスを保っていることの大切さをお話しました。心の緊張状態や過重な労力、悩み、怒りなどがそのバランスを崩し、極めてよくない影響がありますので、特にストレスは免疫力を低下させますので、軽視しないよう強調しました。そして、ストレスの解消方法を説明し、納得していただきました。

最後に、「病は気から」という言葉がありますので、『くよくよしない』『何とかなるさ』を口癖にして頑張っていただきたいとお願いしました。