サブタイトルとしては「①納豆は、夕飯に食べるほうが健康のために良い,ホントウ?ウソ?②牛乳はカルシウムが多い、ホントウ?ウソ?③テレビCMの読み方について」です。

③から始め、なぜTV、週刊誌などで健康情報が多くなっているのか、なぜ新聞広告や書店で健康本が増えているのかについて説明。その後①と②について私見を聞いていただきました。

①はナットキナーゼについて触れましたが、大豆に関連してご飯に納豆の組み合わせの時、納豆に何を加えますか?節分の時、なぜ大豆が使われるのでしょうか?など家庭で話題として使ってもらえるようなことについても話しました。

②に関しては、例えば、うちの孫は背が高いといえば、比べる対象が誰でも想像できますが、牛乳はカルシウムが多いといった時、何と比べていると思いますか?と質問を投げかけここでも私見を説明、健康情報に接したときの望ましい見方に付いて説明し理解を求めました。

よく見かける「医学博士凸凹先生も推薦」という宣伝文については、医学博士=医師、と考えていませんか?と問題点を投げかけ、アンケートの結果8割の方が満足という宣伝文の読み方についても解説、理解を求めました。多分納得していただけたものと考えます。

具体的には、数年前に大ブームとなったココナッツオイルの例を話し、こんな点に注意をしておれば、安易にブームには乗らなかったでしょう、と気付いてほしかった点などを説明。

残り時間を考慮しながら、世間で言われている都市伝説の代表的項目について解説。なぜこの都市伝説が生まれたかについて夫々を説明。質問タイムでは、説明できなかった項目について解説を求められました。「メディアの発信する健康情報の理解に迷いが出たら、埼玉県健康管理士会会員に相談してください」と結び、久しぶりの古唱会講演を終えました。