講演者:田中 満恵 会員

9月18日(火)中央ふれあい館に於いて久しぶりに、お話をさせて頂きました。始めに、私が見た日本の高齢化した現状をお話し、100才以上の方が今年は、5万1千379名になり、昨年に比べて3620名多くなられた。その内、女性が87.3%だそうです、と話すと、前の列の方から、「ヘェー」と言う声が聞こえてきました。

女性が何故長寿なのかについて、男女の体の違い、「ホルモン」、「性染色体」、「基礎代謝量のちがい」などから説明いたしました。
今年の夏は酷暑と言って良い様な気温の高さ、先月、長谷部講師が「熱中症について、どの様な対策をしていらっしゃいますか?」
と伺いましたら、皆さん確りと対策を取られていらしたので、この続きで、夏の疲れを取り、風邪やインフルエンザの流行る冬にむけて、秋をどの様に過したらよいかをお話させて頂こうと、演題を急遽変更しました。

  1. 夏の疲れを回復させる方法
    ①労物質を退治する・・酢の効用について
    ②弱った胃腸の回復・・胃腸 障害は、全身の免疫力低下に繫がる事を話す。リンゴは腸の調子を整え消化不良を改善する作用ある。食べ方と効用について、
    ③栄養面では・・「ひやむぎ」、「そうめん」 等喉ごしの良い炭水化物が多かったのでは?高齢者は基礎体力が低いので、栄養価が落ちると直ぐ体力が落ちるので、注意!面倒でない料理の準備法などをお話し、バランスの良い食事を、と話す。
  2. 冬に向けて、免疫力をつけよう。
    ①入浴により体を温めて!入浴時の注意
    半身浴の薦めと、方法 ②笑いにより免疫力を!③良い睡眠を!④食事療法で免疫力を 3:秋の旬の代表的な食品の栄養価四季のある日本:旬の食べ物は私達の体に密接な関係を持つ事を春、夏、秋、冬全て説明。 秋の食べ物の代表として、秋刀魚、なす、栗、さつまいも、柿、の栄養価と 効能について説明

    Colorful autumn

  3. 芸術の秋を楽しみながら健康を!
    普段車の騒音やストレスに囲まれていますが 虫の音や川のせせらぎを聞くとホッとする、自然界にある音は、周波数が常にバラバラ、人間はそんなリズムの中で生ききて来たから、ホッとするのです
    人間関係、仕事等は、左脳が。美術、音楽、料理、スポーツは、右脳がそれぞれ発達 右脳と左脳のバランスの良い前頭葉を持つ人は、人に対し思いやりを持つ優しい人に成ると言われています。バランスの悪い人は認知症になり易いといわれています。
    右脳が活性化するというクイズをやっていただきました。

秋の夜長、藝術を楽しみ、心身共に健康な秋を過しましょう!と締め括りました。今回は自分の体験を多く入れて説明しました。健康管理士の皆様ご協力ありがとうございました。