講演者:塩沢 満子 会員

猛暑が少しおさまった9月11日南鳩ヶ谷公民館、第3回目の講演を担当させていただきました。

朝のうち雨が降り続き皆さんの出足を心配しながら出掛けましたが、南鳩ヶ谷駅に着いた時には雨が上がっていてほっとしました。
初めに健康寿命の説明を。そしてなぜ健康寿命が重要なのかを、ぴんぴんころり(P.P.K.)から、ぴんぴん=健康寿命、ころり=平均寿命を理解していただき、平均寿命―健康寿命=数字は、介護のお世話になるか、寝たきりになる平均的な年数。男性で9年半、女性で13年弱です。健康寿命を各自の小さな努力で延ばして、介護のお世話・寝たきりの年数を減らしましょう!とスタートしました。

  1. Male ABDOMEN anatomy illustration on white ANGLE VIEW体の働きを知っていただくために、内臓の絵を首から掛け、食べ物のゆくえを口→食道→胃→十二指腸→小腸→大腸→排泄されるまでの消化、吸収の仕組みを説明。この体がきちんと働くために、自分で出来ることは「いろいろな食材を、少しずつ、数多く食べましょう」と10の食品群の表を見ていただき、何人かの方に「昨日は何群を食べましたか?」と尋ねました。10群全部食べた優秀な方がいました。また8とか7とか数多くの食品群を食べている方が多く、さすが人生の達人!と感心させられました。
    食べたものが十分体の中で働き、その後排泄される大きな便り、音の便り、小さな便りには注意をむけ、体からの大切な便りを毎日よく読みとってください、とお願いしました。
  2. ロコモにならない為に体の運動器を十分に動かしましょう!と関節・筋肉等の運動器を知っていただき、年齢を重ねる毎に運動器のしなやかさ、柔軟さは失われていくのでマメに動こうと訴えました。整える運動としては、わずかの時間で筋肉を鍛え、関節を柔らかくするのに役立ち、・有酸素運動・筋トレ・柔軟の3要素のある、私自身も毎朝しているラジオ体操を勧めました。また鍛える運動としてスクワットを椅子から立ち上がる、座るを繰り返してスクワットの要領をみなさんと一緒に行いました。
  3. 脳のトレーニングはいつも盛り上がります。ジャンケンゲームから始め、勝つジャンケン・負けるジャンケンを大きな声を出して、拳を上に突き上げ行いました。その後いくつかの手遊びをし、1~50まで大小の数字がバラバラにかかれている数字を、指でさしていく数字拾いをしました。
  4. 最後に心の元気です。自分の心を元気にするのは自分自身です。「ありがとうを言うと元気が出る。ありがとうを聞くと勇気が出る」の言葉のように、言葉は大切。口から出す言葉をありがとう・感謝します・お蔭様で等、いい言葉を沢山言う。また笑いの効用を話しサラリーマン川柳のいくつかを披露して、みんなで笑いました。仲間によって得られる多くの幸せ、そして老人会、またこのような講演会にも周りの方をお誘いして、仲間を増やしてほしいとお伝えしました。

最後に幸せの算数、「+・-・x・÷」の話しをして終わりました。