講演者:斉藤 常夫 会員

考え方の重要性
プラス思考 考え方考え方が変われば行動が変わり、行動が変われば習慣が変わり、習慣が変われば人生が変わる。と言われますように、考え方が、心豊かな生き方の原点ともいえます。特にプラス思考、ポジテイブ思考、柔軟な思考などがよく、マイナス思考、ネガティブ思考などにならないように気を付けたいものです。

 

  1. 目標を持つことは、希望につながる
    ・目標⇒行動⇒達成⇒達成感⇒自信⇒希望 この目標の設定は、マイナス思考やネガティブ思考を自然に打ち消して、プラス思考、ポジテイブ思考になっていくことができ、また目標が達成されると、達成感という快い感覚を味わうことができます。これにより、希望が湧いてきて、また少し高めの目標を設定して
    これに挑戦するという良循環に自分を位置付けることができます
    この事例として、プロスキーヤーで冒険家の三浦雄一郎さんの80歳で、世界最高齢のエベレスト登頂成功例の経過を説明しました。
  2. 人に接することで、楽しさ、刺激を得る
    ・人間は、お互いに支えあって生きています。そのため、家族、友人など人間関係をよく保つことが大事ですが、そのためには、「好意の互恵性」という一種の法則を知って、これを実行すると、人間関係は大きく発展していきます。まず、こちらから、好意をもって接して頂ければ、相手からも好意的に応対してもらえることは、ほぼ間違いありません。
  3. 大いに学ぶ心をもつ
    ・「学ぶ心に老いは無し」です。「もう歳だからダメ」と言っていると、本当にダメになってしまいます。
    最近の脳科学の研究では「やる気」こそが脳の機能を高めることがわかってきたのです。大いに学ぶ心をもって、夢や希望を実現してください。
  4. 老いを防ぐ生活習慣
    ・こまめに動く(運動) 自分にとって適度な運動を心がける。「老化は足から、病は気から」といわれるように、体操やウオーキング、筋力トレーニングを習慣化して頂きたい。
    ・カロリー制限(腹八分目の食生活) 必要な栄養は十分摂り、カロリーを80%にする。
    ・笑いの大切さ 「笑顔は健康の泉」「笑いは百薬の長」
    ・社会参加で よい刺激を受ける、奉仕の心、役割分担など心の健康に良い結果が期待できます。

最後に、趣味や楽しいことで、健康で充実した人生が送れることを、自律神経、ホルモン、免疫などの関係で説明しました。