講演者:南野 和治 会員

7月16日、中央ふれあい館で話をしました。4か月ほど前もこの会場で話をさせていただきましたので、内容が大きく重複しないように注意し話をしました。先ず、最近、新聞その他で話題となっている、「認知症」について、その実態と予防について、特にライフスタイルを少し変える、意識して毎日の生活を実践することで認知症から身を守ることができるということで
① 散歩をする
② 新聞や本を声に出して読む
③ 料理をする
④ 人と付き合う―孤立化しない
⑤ 日記を書く
⑥ 常に持とう「恋心」の六つの生活習慣について具体的な事例をあげ、わかりやすく話しました。

次に、本日のテーマにもある老いると言うこと「老化」について、主要な原因を説明しました。

老い 迎える(1)体がさびる(2)老廃物がたまる(3)免疫力の低下(4)ホルモンの低下 等が複合的に絡み合って起きるのが「老化」であることを説き、上記のそれぞれの老化の原因を知ってそれに打ち克つ生活を行うことの大切さ。
そして、そのことが老化を防ぎ、健康寿命をのばすことになるという旨を話しました。

また、何よりも老いても寝たきりにならずに健康で日常生活が送れる生涯をめざすこと、すなわち健康寿命をのばす、長くすることの重要性を説きました。そこで、先程の老化の要因を取り除くことを含む、健康寿命をのばす方法、生活実践のあり方を項目別にあげ、毎日の生活に取り入れることが老化防止、健康寿命をのばすにいたることを、それぞれの生活習慣の具体的な事例をもとに話をしました。

ここで、リラックスを兼ねて、受講生の皆さんに座ったままで出来る生活体操を紹介し、ご一緒に体操を行い体をほぐしました。

最後に老いに打ち克つ方法として、精神的なもの、つまり、生きがいある生活、生き方の大切な事を皆さんに強調しました。私の先輩や、まわりの人、さらに長寿の方に共通する生き方を見つけました。

それは、次にあげる「老いない六つの生き方」です。
ア、好奇心と挑戦
イ、今を生きる
ウ、新しい友達をつくる
エ、笑いを忘れない
オ、足腰を使う
カ、異性へのときめきを忘れない

以上の生き方をエピソード等を交えお話ししました。会場の皆さんが元気で長生きし生きがいのある人生を送られますことを熱望し講演を終了しました。