講演者:蓮池博子会員


1月12日(木)新郷公民館で講演をさせていただきました。当日は好天に恵まれとてもあたたかく話を聞きに来て下さった皆さまもあたたかさにあふれる方々ばかりでした。健康であり続ける為に一番重要なのは食べ物であり生きる力を高めるものです。もう何年か前にお亡くなりになりましたが、女医で有名なドクトルチエコ氏のお話をひきあいに出して『健康になる為には継続できるものでなければならない、それには食事でやることが一番です。なぜならどんな怠け者でも食べることを怠ける人はいないからです。
医者の私が言うことだから間違いありません。』講演されるたびにそう話していらっしゃいました。わたしも同感です。

皆さまも既にご存知かと以思いますが体を構成しているものは食物の中の五大(六大)栄養素です。と、ボードに書いてその中身や働きひとつひとつを詳しく話していきました。現代の食事の実情ととってるつもりでとれてない栄養素についてこういう所に参加し学び合いながら実践していくことが、より健康のレベルを上げることになることと思います。具体的には『ま・ご・わ・や・さ・し・い・こ』のフレーズで献立をたてることをおすすめしました。あわせて米と味噌の絶妙なバランスのとれた和食の基本の大切さもお話しました。そして続けてWHOが提案している健康の三大条件(食事・運動・休養)の中にもうひとつプラスしたいものがありますが皆さんなら何をプラスしますか?と、問いかけると“おしゃべり”と言う声が上がりました。沈黙は金といいますがおしゃべりはダイヤモンドといいます(?)から大事なことですね。

でも現代では食事の変化がもたらしているひとつの要因だと思いますが排泄できない人が増えています。ですから健康に生きる為のプラスの条件として排泄の大切さを入れさせていただきました。そして食べる為には口の元気が必要です。口をより健康にする働きの中のひとつに歌や早口言葉で口の働きを日頃からきたえる、と言うのがあります。ですから今日は最後に皆さまと一緒に歌をうたいましょう。と言うことで“大きな栗の木の下で”と“バラが咲いた”の2曲を、私のウクレレの演奏に合わせて大きく口を開いて元気にうたいました。

おかげさまで皆さまと一緒になごやかな講演会に幕を下ろすことができました。本当にありがとうございまいた。嬉しいおまけがひとつ…新郷会館の下調べで去年の11月、川口のバス停で待ってる人に行き先とバスがまちがいないかを尋ねましたら、その方が道案内をして下さり公民館まで連れて行って下さいました。別れ際になにげなく名刺を渡しておきましたら、当日(1/12)お友達までさそって聞きに来て下さいました。感動、感謝、感激です。ひとりでも多く私達の講演を聞きに来て下さる方が増えることも大切なことですね.