講演者;小牟田健治会員

平均寿命と健康寿命の差(男性約9年、女性約12年))が、何らかの要支援、要介護が必要な期間となるため、

健康寿命を延ばすことが大切であることを伝え、その方法として、

食事の摂り方、特にたんぱく質、カルシウムの摂取を中心にお話ししました。

また、筋肉や骨密度を増やす方法として、室内でできる運動「腰割運動」と「開眼片足立ち」、「かかと落とし」を実演していただきました。

「腰割運動」、「開眼片足立ち」、「かかと落とし」は一回で5~6セット、一日3回を目標に実践していただくようにお願いしました。

ウォーキングをしている方が2名おられましたが、できない方は「開眼片足立ち」を行うと、53分間のウォーキングに相当することを説明したところ、「いい話を聞いた」と実践して頂けそうでした。

寝たきり介護の予防や骨粗鬆症の予防には、ロコモやフレイル状態にならないための食事療法として、

特に栄養面では、カルシウム摂取量が日本人は十分でないために乳製品や、小魚等を食事に取り入れてもらうようにお話し致しました。

タンパク質は肉や魚、大豆食品を多めに取るように説明し、また、家に引きこもらないために社会活動参加の大切さを説明し、終了しました。