講演者:住吉 修  会員

7月2日、西老人会より約70名のご参加をいただき、健康にはカラダを動かすことが必要不可欠だということと、そのためには気軽に楽しく運動すること を提案させていただきました。
ご参加の皆様は日頃から運動を習慣とされている方とそうでない方、やったりやらなかったりの方がいらっしゃるようにお見受けしました。また野球や相撲など観るスポーツなら好きだという方も含めますと広い意味でスポーツへの関心は非常に高いものがあると感じました。

運動をするシニア 健康

にもかかわらず、ご自身がカラダを動かすとなると挫折したり、長続きしないのはなぜでしょうか?運動習慣継続のキーポイントとして”楽しさ”、”仲間”、”成果”の3点をあげさせていただきました。
〝楽しさ″-カラダを動かすこと自体に楽しさや快適さを感じることができる。
〝仲間″―共に競技やサークルで一緒に支えあう仲間がいるという実感。
〝成果″―調子が良い、痩せたなど身体の変化を成果として感じられる。
本来運動とは楽しさや開放感をともなう、自発的な活動のはずです。しかし、現代社会の便利な生活から飽食、運動不足が原因となる多くの疾病が我々現代人のカラダを蝕んでいます。今一度、健康のために運動をするのではなく、楽しいから運動をするという生活習慣を体現したいというのが小生の講演のねらいでもあります。
後半は椅子に着席いただいたまま、ストレッチ、その場足踏み、筋力トレーニングを実践いただき会場の皆様と笑いもおこる和やかな雰囲気で進行することができました。もっともつま先をかかとと言い間違えたり、実演時に右と左を間違えたり、講演者としてお恥ずかしい面も露呈してしまいましたが…。
講演を終えて、90歳の杖をついた女性の方から「カラダが動きました。ありがとうございます。」と声をかけていただきました。同じく90歳の男性の方には「もっと、もっと運動してカラダが動くようになんないとな!」とポジティブなコメントを頂戴しました。短い時間でしたが今後も健康管理士会をつうじて、このような場に参加させていただき、1人でも多くの方にカラダを動かして楽しかったとのお声をいただこうと意を新たにいたしました。