講演者:長谷部美紀代 会員
12月16日(火) 戸塚西公民館で講演しました。冷え込みが厳しく雨模様の師走で、参加者はまばらでしたが、途中から増えてほっとしました。
テーマは「食事の工夫が健康のカギ!」~新型栄養失調にならないために~で進めました。
まずは冬の健康管理について、インフルエンザの予防接種や高齢者の死因の多い肺炎、特に肺炎球菌の予防接種は5年ごとに接種すればよいことを説明しながら接種をお勧めしました。
高血圧が脳梗塞や心筋梗塞などにつながることを説明し、トイレ、脱衣場、ふろ場の室温に気をつけること。また部屋での転倒事故が多く、骨折につながることなど、春までお元気で過ごしていただきたいとの願いから話しました。
新型栄養失調については、その実情とたんぱく質は摂り過ぎても排泄されるため、腎臓に負担をかけること。そのためにはたんぱく質をどの位とればよいかをパワーポイントを使い、食材を見て確認していただきました。
また五色の食材(赤・白・黄・緑・黒)を1食の献立に使うことにより、目で見て栄養バラスンスをとる方法を、それぞれの食材の色の持つ体への効果を説明しながら進めました。
その後、健康を維持するためには、食事と運動を続けることが大切であるということで、いつでもできる耳のツボ刺激法や指回しなど体験していただきました。
腹式呼吸は酸素をより多くとりこみ、血液と共に体の隅々まで活性化すること。目覚めてもいきなり起き上がらず、ストレッチをして体が温まってから起床すると突然倒れたりすることにつながりにくいこと。
よく噛む習慣をつける、嚥下を良くし、唾液が良く出るマッサージの方法、第二の心臓であるふくらはぎのマッサージ等を体験していただき、最後に多動・多休・多接の三多をお勧めし、終わりました。