講演者:上原道康

今年度より講師二人体制となり持ち時間は40分。そのトップバッターとして、4月4日に西老人会で講師を務めました。レジュメは「健康と標語色々」という演題のもと、サブタイトルとして①「腹八分は健康のもと」②「糖尿病の足(脚)」を挙げました。それぞれについて、そう思う、そう思わない、分からない、と参加者の考えを意識してもらいました。

①については、この標語が広まった歴史を考え、その根拠となった時代背景を説明。高齢者と言われる人々にとって、腹八分が原因となっていると言われる「高齢者の低栄養」に結びつける構成で進めました。

②については、医学用語として「糖尿病の足(脚)」はありますが「糖尿病の手」はないことを話し、その根拠についても説明しました。

さらに糖尿病になると「シメジ」という症状が現れ、そのままにしておくとやがて「エノキ」という状態になることを解説。残り時間を考慮しながら、転倒予防の「らくださま」と「ぬかづけ」について聞いてもらいました。

従来の90分講演と異なりあっという間に持ち時間が少なくなっていた気がします。パワーポイントを使ったほうが良いのかなど、当初はいろいろ考えましたが、田巻会員のアドバイス通りトークのみで話して良かったと思います。その一番の理由は、参加者の表情が隅から隅まで読み取れ、反応がじかに伝わったことです。終了後、聴き洩らした個所を確認に来られた方もいましたから、興味は持ってもらえたかと思います。

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「健康標語でピンチヒッター」 

4月17日(火)、戸塚西公民館へ司会の務めを果たすために行ったところ、講演予定のS会員が、体調悪く代わって欲しいという要請。冗談を言っているのではないと判断をしてピンチヒッターを務めました。

たまたま来月の講演予定のレジュメと資料(A3紙1枚)を公民館の窓口に届けたばかりで、配布用としてコピーしてもらえ、時間前にはそろえることができました。コピーをしてくれた会員には感謝です。

レジュメは、項目を書いたもののみ。4月4日の西公民館での講演内容を思い出しながらの40分近い講演でした。

こういうハプニングもあるということです。司会者も常に臨戦の気持ちでいないとだめということ、改めて思いました。 講演内容は、西公民館でのレポートをご覧ください。