講演者;佐々木 育代 会員
今年度初回の講演でテーマも初めてでした。
昨年度は「誰もがなりうる認知症」と「笑いと健康」というテーマで介護予防の話をさせていただき重なる所はありますが、今回は介護の原因を認知症と生活習慣病(生活習慣が深く関わる病気)の2つにわけ原因と予防についてお話しさせていただきました。
生活習慣病の原因は肥満と運動不足が重なった時に発症率が高いので、特に運動不足について理想は水泳やウォーキングのような有酸素運動ですが、今行っている運動がありましたら、それを継続し空いている時間にウォーキングを心掛け、運動をして筋肉を鍛える事が健康長寿に繋がること、日常生活の中でも買い物に行ったりした時3階くらいまではエレベータより階段を利用していただければとお伝えしました。
さらに筋肉の大切さを理解していただくために筋肉の役割を5つに絞り説明をし、実際どのような筋肉を鍛えたらよいか?筋肉は下半身に70%集中していますので下半身を中心に日常生活に必要な遅筋を鍛えていただきたいと、そして、尿もれ尿失禁予防に私の職場の体験談をお伝えし簡単な予防運動「骨盤底筋体操」を皆さんとご一緒に行いました。
おまけに、足裏反射区、土踏まず、汗をかくことの大切さも含め運動の大切さをお伝えしました。
次に認知症とは?3大認知症の主な原因・症状・予防法(現在絶対的な予防法はない)について説明し、予防法は生活習慣病予防プラス脳トレで、脳トレについて特に料理はそのプロセスで五感を使うので脳を刺激して効果的、もう一つ「笑い」の効果をお伝えし最後に皆さんと手話ソングを歌って終えました。