*日時:令和2年10月22日

*場所:朝霞市中央公民館

健康である為にはぐっすり眠れることが大切です。

疲労を回復させるのは睡眠だけであり、良い睡眠は免疫の働きを高めて病気を防いでくれます。

何時間眠れば良いのでしょうか。最低6時間は眠るように心掛けて下さい。睡眠不足にならないためには寝つきの良さが大切です。そのためには睡眠を促すホルモンの分泌量が多い方が良いのです。ですから、深部体温を下げて睡眠を深くして下さい。

深部体温は胃腸や脳などの体温のことで運動したり、入浴で上昇します。その後深部体温は下がります。そのころ床について下さい。そして寝ついてから1時間ほどで熟睡期に入ります。1時間半はトイレに起きないよう、しっかり排尿を済ませてから床に就きましょう。眠くなってから床に入りましょう。

明日は早起きしなければというので、いつもより2時間以上早く床に就くと寝つきが悪くなります。また、昼間の悩みは寝床に持ち込まない習慣をつけましょう。

就寝“準備”も大切です。寝具は就寝中に寝返りが打てるものが良いです。掛け布団は軽めです。枕は寝返りを打っても頭が外れない幅があることや高すぎないよう注意して下さい。高すぎると喉が圧迫されて鼾や肩こりの原因になりかねません。

疲れていたり、夜更かしだったりでない限り同じ時刻に起きて、朝食をとり陽を浴びましょう。

わずかな睡眠不足でも長い間続くと“睡眠負債”を生じ、体調不良につながります。30分でもよいですから、早起きを続けますと早く眠れるようになります。できれば3日単位で睡眠不足を解消しましょう。

怖いのは脳が疲れて、眠気や疲労を感じなくなることです。病気や事故につながります。そして、最も大切なことは「体調がおかしい」と思ったら医師に見てもらいましょう。