7月6日 西公民館

佐藤玲子 会員

コロナワクチンの4回目の接種が開始、又罹患者が再び増加し始めた状況下でしたので、コロナに負けない体を作る事を考えましょうと導入。

私たちの周りにはウイルスや細菌のような有害物質が沢山存在していますが体には免疫という体を守る為の仕組みがあります。免疫力(免疫防御能力)が低下すると疲れやすくなる、風邪をひきやすくなる、口内炎が出来やすくなるなど。コロナウイルスが流行し始めてからは帯状疱疹に罹患したという数が増えています。免疫力を高く保つには食事、運動、睡眠に気を付けることが大切です。

これを食べれば免疫に良いという特定の食品は有りません。複数の栄養素を複合的に作用させることで免疫機能を高める事になり、食事のコツはバランス良く3食しっかり食べ、栄養バランスがとれた食事を意識した生活をすることが大切です。

免疫力を高める運動としては適度な運動を習慣づける事が非常に効果的で、過度な運動は逆に免疫細胞にストレスをかけるようになります。血圧学会の講演会で医師から猫が伸びをした形(両腕をぐっと前に伸ばす)をするだけでも血行が良くなるので体を動かす事を勧めて下さいと。チョットした空いた時間に踵上げ、スクワット、踏み台昇降、片足立ちなど自分が出来る事で身体を動かすことを習慣づけること。

朝日を浴びることで脳を目覚めさせ睡眠ホルモンのメラトニンの分泌を止め、脳と体を活性化させる作用があるセロトニンが分泌される。脳に光が届いてから14~16時間後に眠りのホルモンのメラトニンという睡眠ホルモンが分泌されます。メラトニンを増やすにはセロトニンを増やす必要がありますが3食の食事でセロトニンの材料となるタンパク質をしっかり摂取してセロトニンを増やす事がポイントです。

免疫力は簡単にアップするものではありません。自分が出来る事を見つけ習慣づけましょう!