9月13日

ふじみ野市立市民交流プラザ

岡 章次 会員

食改の講演を聞かれた方が一人おられましたが、

それ以外の方はこういう健康講演ははじめてのようでした。

最初に、ふくらはぎで「指輪っか」をして頂きましたが、多くの方が筋肉量の少ない状態でした。この日の昼食、「そば」だけ食された方、「うどん」だけ食された方、一人ずつおられました。日頃のたんぱく質食材の摂取の仕方等にも問題が見られました。

講演では、たんぱく質の基礎知識、たんぱく質摂取の重要性と摂取の仕方についてお話しました

筋トレを加えることで何歳でもより筋肉量を増やすこともできます。ただ、筋トレは無理のないもので十分です。「要介護になっても良いと思っておられる方、いらっしゃいますか」という質問をさせて頂きましたが、これは当たり前ですが、どなたもいらっしゃいませんでした。

たんぱく質食材がどんなものかは絵を使って質問しましたが、ほとんどの方がおわかりでした。安堵です。体たんぱく質は四六時中、分解と再合成が行われています。食事からの摂取量や摂取の仕方に問題があると、分解の方がより進み合成が追い付かず、体たんぱく質が減り、筋肉も減少しますので、朝・昼・夕三食なるべき均等に摂取して頂きますようお願いしました。一日のたんぱく質の推奨量として65歳以上の男性が60g、女性が50gです。

たんぱく質は筋肉・血液・骨・皮膚・毛髪・爪・内臓等の材料になっており、更に、酵素・ホルモン・神経伝達物質・抗体などの材料にもなっており、体にとって極めて大事な栄養素です。最近の傾向として高齢者のたんぱく質の摂取量が減少してほり、意識して摂取してほしいと強調させて頂きました。

いつまでも自分の足で楽しんでほしいと思います。