10月9日

川口市立芝西公民館

 藤本 美枝 会員

温活とは体温を適正な温度まで上げること、そして適正な体温を維持する活動のことを言います。ここでいう適正体温とは36.5℃~37℃です。適正体温は何度でしょう?と聞いてみましたが、皆さんもう少し低い温度だと思っている方が多かったです。まずは36.5℃まで平熱を上げることを目標に温活をしていきましょう。

体が冷えると血流が滞り、その結果代謝が悪くなり、自律神経も乱れ、老廃物も蓄積されます。また免疫機能も低下し、風邪など引きやすくなります。冷えは病気ではありませんが、後々の病気の要因にもなります。ひどい冷えを感じる方は病気が隠れているかもしれませんので、医療機関でしっかり検査をしてもらうと安心ですね。冷えの原因は、運動不足や食生活の変化、住環境の変化やストレスなど様々です。

そこで、体を温めるポイントをお伝えしました。

①体を動かす。有酸素運動と筋トレを組み合わせて体を動かすようにしましょう。

②食事で体を温める。まずはバランス良く色々な食材を食べて下さい。その上で、温かいものを食べる、体を温める食材を選ぶなど意識してみましょう。

③リラックスする。ストレスを感じる時間を短くしましょう。

④適切にエアコンを使う。湿度も測れる温度計を使い、快適な温度と湿度のバランスにしましょう。

⑤衣服で体を保温する。温めると効果的な場所は、首と付く場所(首、手首、足首)、お腹、腰です。カーディガンや腹巻きなどで体を冷やさないようにしましょう。

⑥ゆっくり湯船に浸かる。湯船に浸かることでリラックスできますし、スムーズに眠りにつくことができます。ただ急激な温度変化によって起こるヒートショックは冬のお風呂で多く発生します。浴室を暖めておく、入浴前に水を飲んでおくなど工夫をして十分注意をして下さい。

最後にツボを使ったストレッチを一緒に行いました。出来ることからコツコツと行い、平熱を上げてポカポカの体で冬を迎えましょう。