講師:中村勇 会員

聴講者の参加としては少なく、少し淋しい気もしましたが、私としては人数に関係なく精一杯やったという感はありました。

講演後、最前列で聴講されていた男性から、こんな質問を受けました。
「ただ単に長く生きていれば幸せということではないと思うので、どう生きれば生き甲斐を持てるのか?その辺りのことを教えて頂きたいんです」と、さらに「要はピンピンコロリなんですよ」と。
私はこう答えました。「仰る通り100年生きることだけが幸せとは限らないかもしれません。しかし、我々何歳まで生きるかは神のみぞ知るところでしょう。その中で、今日私が最後に締め括らせていただいたように、私たちがこの世に生を受けた以上、その天寿を全うするその日まで生きる義務があるのではないでしょうか。その日まで、仰る通りピンピンコロを目指すことで、自ずから生き甲斐というものを見出せるのではないでしょうか。そのためにも、今日私が話した内容を自分でできることから実践していただき、健康長寿を目指していただきたいのです」と答えました。皆さんなら、どう答えるでしょうか。

講演内容としては、前回までと同じ、我々の体にとっての二大ストレスである酸化と糖化に重点を置き、ホルモンの低下、免疫力の低下の順で話しました。
感想としては、先の聴講者からの質問には正直困惑もしましたが、それでも、どのようなことでも質問されるということは嬉しい限りです。今後も、どのような質問でも対応できるよう精進していきたいと思います。