11月3日 西公民館

コロナ禍を過ごされ、どうしても歩くことが減ってきた方もおいでではないでしょうか。今回、歩くことの重要性を中心にお話をいたしました。

「歩かないと 歩けなくなる!」これは、私の恩師の首都大学東京学長、日本ウオーキング協会名誉会長、全日本ノルディック・ウオーキング連盟会長 宮下先生の言葉です。

人生100年時代となりましたが、人は歩けなくなった時点で介助が必要になります。いつまでも歩けるためには、運動をして筋肉を太くすることが必要です。その筋肉は、30歳ごろから一年に1%、10年で10%減っていきます。

ウオーキングは最も手軽な有酸素運動です。やや歩幅をひろげ、やや早足で歩きます。大殿筋(お尻の筋肉)、ハムストリング(太ももの後ろの筋肉)、ふくらはぎなどの大きな筋肉を動かすことで血流をよくし、代謝をあげます。

その他、・認知症予防・骨を丈夫にする・免疫機能向上・乳がん、肺がん予防効果などが期待できます。

まずは、15分 お家のまわりや、お買い物で歩いてみませんか。

歩き方ですが、インターバルウオーキングをお薦めします。早歩き、ゆっくり歩きをくりかえす歩き方です。1日30分×週3~4回。目標は、8000歩で!(生活の中の買い物や、掃除も含む)歩く前の準備運動・運動後の整理運動と水分補給も忘れずに。歩数計をつけるのもモチベーションがあがりおすすめです。

最後に、足腰が弱い方、運動効果を上げたい方に ノルディック・ウォーキング日本式(ポールウオーキング)をご紹介します。ウオーキングは、おもに下半身をつかいます。ポール2本をもって前にだして進むので、上半身の運動プラスで全身運動になります。

高い運動効果、姿勢の改善、足腰の負担を軽減、転倒しにくいなどの効果があります。

姿勢がいいとお洒落にみえます。ファッションモデルさんでポールウオークをとりいれている方もいます。ウオーキングの一つとしておすすめです。