講演者:松島勇次 会員

4月20日(水)川口市中央ふれあい館にて講演を行いました。参加者は、25~26名で熱心に聞いていただきました。2~3年前の統計では、認知症患者462万人、MCI;軽度認知症400万人。
まず、元気な100歳年配者の共通ヒントを4つ 

1.なんでも食べる魚、肉、野菜等 
2.自立心があり、誰にも頼らない 
3.常によく体を動かす  
4.病気をしないなどの健康寿命を延ばす基本的な事をまずお話して

Forgetful Old Man

認知症研究の最先端のアメリカ国立衛生研究所8つの提案を説明しました。
1.運動習慣をつける
2.高血圧の改善
3.人的な交流など社会認知活動を増やす
4.Ⅱ型糖尿病の改善
5.地中海食などバランスの良い食事を摂る
6.適正体重の維持(生活習慣病の改善)
7.禁煙する
8.うつ状態の改善 

同時に、日本の国立長寿医療センターは、大規模な調査研究を発表しました。愛知県大府市のMCIの方308名を対象に有酸素運動をする際は、運動しながら同時に暗算をしたり、クイズやゲームを取り入れた。結果、運動をしていた人たちは、認知機能の結果が維持・向上していて、脳の萎縮がストップしていました。

そして、地中海食の効能、音楽療法(カラオケ、音楽鑑賞)。アロマテラピー、コーヒーポリフェノール、脳科学者による回想法等をお話し、一諸に運動を全員で行いました。公民館の皆さんご協力に感謝致します。