講演者: 小牟田健治 会員


6月7日(水)西公民館にて西老人会88名の方に講演を実施致しました。司会は荒木貞夫会員です。高橋会長はじめ蓮池博子会員、篠原由紀子会員も出席され、応援していただきました。講演はプロジェクターによるパワーポイントの画像をスクリーンで投射しながら解説するスタイルです。

日本ではガン患者が年々増加している状況とアメリカが年々減少している状況のグラフを示し、アメリカ政府の取り組みにより、ガンは死因の2位に下がった状況を解説しました。特に野菜・果物の一日当たり摂取量の日米の違いをグラフを示し,如何に日本の摂取量が少ないかを理解していただきました。受講者の方も日米の差に驚いておられたようです。また、減塩については秋田県、長野県の減塩運動の実例や韓国で脳卒中が減少した背景も併せて説明しました。ガンを予防する食事療法については次の8箇条にまとめ、個々の理由と必要性を例を交えて説明しました。

第1条:限りなく減塩を
第2条:動物性脂肪を控える
第3条:野菜・果物をたっぷり取る
第4条:胚芽を含む穀物と豆類を食べる
第5条:乳製品・卵・きのこ・海藻を食べる
第6条:レモン・はちみつ・ビール酵母を摂る
第7条:油はオリーブオイル・ごま油など植物油
第8条:水はナチュラルウオーター

最後に、ガンを発症し、三大療法を終えたあとの再発を防止するためには食事療法が大切であること、医者から見放された末期患者が自然食事療法で50%の人が完治しているメキシコやアメリカ、日本での「自然療法」の例について紹介しました。