私の健康法 触れ合い 若木瑛千会員
「私の健康法、触れ合い」と題して体験談を話しました。平成7年の阪神大震災の翌年、孤独死をなくす運動に参加。高齢の単身赴任者、老人のみの世帯者に集まってもらい横のつながりを広め、地域住民の福祉増進、孤独解消を目的に会食ボランティアの会を結成。美味しい食事をしながら、おしゃべりをして一日を過ごしてもらうのです。お世話をした方々は大変なことだったと思いますが、参加者はおしゃべりに花が咲くなどとても楽しそうでした。この運動は平成21年まで続きました。今では少し異なった形で各町会単位まで広がっています。途中から地域包括支援センターも参画、血圧測定、健康相談を実施してくれています。
この会食ボランティアから健康と高齢者の食事の大切さ、仲間と触れ合う大切さを思い、平成九年に新郷男性料理教室クラブを結成。高齢男性二〇名、アシスタントヘルスメイト五名の協力で現在も続行中で、広報川口にも掲載紹介されました。会員からは夫婦の会話が多くなった、家事ができるようになった、町会行事などに参加するようになったなどの声が出ています。
87歳の体験として、目的を持ち、何かをやるにはいつからでも可能で、触れ合いを通して健康になりましょう!