講演者 長谷川 洋

12月5日(水)に川口市立西公民館の若返り健康講座にて講演をさせていただきました。当日は最初に詩吟の発表会があり、約62名の方が聴講されました。
予め用意したレジメ3枚に基づき、最初はアンチエイジングとは誰でも願望であり、数ある健康項目の中で、食生活が最も大切です。その為には口腔ケアにて歯周病を予防して、如何に自分の歯を大切にするか。そして、よく噛むことで唾液の働きを有効に利用することです。チューインガムを噛むことの効用についても触れました。まず自分の歯で食事をすることが健康に繋がり、80歳になっても、20本の歯が残っている8020を目指してください。
安易にインプラントに頼るのでなく、正しい歯磨きによる普段の口腔ケアを大切ですと話させていただきました。

次に、歯周病菌が血管に入り込むことによって全身に及ぼす病気に繋がります。特に菌が肺に入ることによる誤嚥性肺炎が最近、大きな問題となっています。糖尿病については、今や予備軍を入れると2,000万人と言われる生活習慣病です。神経、目、腎臓の頭文字「しめじ」で示される箇所へ合併症に注意しましょう。特に腎臓は人工透析に頼らなければならないケースを避けたいものです。なぜなら将来、国民の医療費に限度があるからです。
食については「味覚とは」「五感とは」何でしょうかと、皆さんと一緒に考えました。飽食となっている現代は食生活が欧米化しているので、一汁三菜を特徴とする和食をもっと見直しましょう。ユネスコ無形文化遺産となっている和食の特徴である発酵食品を食材として大いに活用しましょう。

食べ物

次に、アンチエイジングの課題となっているフレイル予防についてお話し致しました。私自身、2か月ほど前にNHKのEテレ“チョイス”で知ったテーマです。フレイルとは“虚弱”という意味であり、健康から要介護に至る中間の時期を言います。可逆性のある状態なので、自分の努力次第では健康な状態に戻すことが出来ます。フレイルは運動・食事・社会参加の3つの柱に関連します。例えば運動では、指輪っかチェック、片足立ちやペットボトルの蓋を開けられるかなどでチェックします。

最後に、雑誌「PREJIDENT」に掲載された健康に関してリタイア前にやるべきだった…と後悔していこと“後悔トップ20”から引用して、上位5つは ①歯の定期健診を受ければよかった ②スポーツなどで鍛えればよかった ③日頃からよく歩けばよかった ④腹八分目を守り、暴飲暴食をしなければよかった ⑤間食を控えればよかった…です。

当日、講演のアシスタントをしていただいた紺野さんら数名の健康管理士の皆さまに感謝いたします。後日、横文字の使用が多いとの指摘を受けましたが、聴講者の年齢層を配慮しなければと反省しています。また、当日、聴講に来られた皆様方が健康そうなのは、常に公民館行事に積極的に参加されているからではないかと思いました。