講演者 重田健一会員

3月8日(木)新郷公民館に於きまして開催致しました。当日は朝から雨!にもかかわらず30名の皆さんの来館があり、長谷部副会長の司会進行、稲田会長代行、大嶌副会長、若木さんのお手伝いを頂きました。ありがとうございました!

今回の講座は野菜、果物と生活習慣病の関連を知って貰い、生活習慣の見直しの「きっかけづくり」に貢献をしたいという事が最大の目的です。
冒頭でメインテーマの生活習慣病に関連のある「健康寿命」「成人病と生活習慣病」の違い等を皆さんにお伝えしました。生活習慣病の提言者が「日野原重明さん」である事を認識されている皆さんが意外と少なく、すでに命名後20年以上が経過しておりますが、その医療費は増加の一途を辿っています。(1996年以降成人病から生活習慣病に名称変更されました。)

先月、健康寿命延伸のヒント、実践5項目のアンケートを来館の38名様に協力頂きましたが、その結果を埼玉県健康管理士会(38名・偶然同人数)と比較し、発表いたしました。両グループとも実践項目4つ以上が60%以上、5項目共概ねバランスがとれており健康的な生活を送っている事を理解頂きました。

その後野菜、果物のおさらいとしてそれらの栄養素(ビタミン、ミネラル、食物繊維、フイットケミカル)の夫々の特長と期待される健康効果について伝え、身体の調子を整える成分として大切な栄養素であることを理解して頂いた上で、生活習慣病のリスクの一つである「高コレステロール」の4つのタイプとその対策、コレステロールの増加を防ぐ食事法8カ条(日野原先生提言)について説明いたしました。(川口市HPの特定健康診査所見状況によるとLDLコレステロール(120㎎/㎗以上)の割合が多い為、取り上げました。)
尚、8カ条の中には食物繊維、ビタミンC、大豆製品の摂取が効果的とされています。
その後、我が国の市区町村の中で最も長寿都市である信州・佐久市の「ぴんころ御膳」の健康メニュー、ご当地の長寿食事法について紹介しました。

最後に「生活習慣を見直す3つのステップ」を提案しまとめとしました。
ステップ①正しい健康情報を得よう
➡正確な知識を得る
②自分の問題点を受け止め整理
③計画➡実践➡振り返り➡継続
以上
正しく3つのステップを踏むことがポイントです。