4月19日 新郷民館
稲田美恵子 会員
認知症予防について①炎症②栄養不足③毒素の3つの観点から説明しました。
①炎症については特に糖尿病があげられます。あらゆる臓器にかかわる病気です。新陳代謝をつかさどるホルモンを出す甲状腺の機能が低下してやる気が低下するなど、認知症発症につながります。
②栄養不足については、脳に必要な栄養素の一つであるビタミンB群(B6、葉酸、ナイアシンなど)を取り上げました。
特にビタミンB6は神経伝達物質の合成にかかわってきます。葉酸は、造血作用があり、ナイアシンは不足すると頭痛・イライラ・不眠などから神経障害の症状を示すようになります。鶏ささみ、マグロ・カツオなど魚の赤身、レバー、ニンニク、ブロッコリーなどに多く含まれています。そのほか、葉酸は野菜類や豆・海苔など様々な植物に広く含まれます。
③毒素については、キッチン・トイレ・浴室等の水回りのカビ(赤カビ、黒カビ)をコマメに掃除して、カビを吸い込まないようにすることが大切です。
その後、ゴルフボールを転がしながら、いつもの足裏・足指のマッサージをし、大人の脳トレとして、手と足で別々の動きをするなど夏向けの運動を中心にやりました。