5月21日 中央ふれあい館

山下邦代 会員

はじめに、なぜ転倒予防の話をするのかをお話しました。高齢になって転倒すると、介護になるリスクがたかまります。転ばないために1転倒原因、2前もってできる転倒予防の方法、3転んだときの対応、4予防体操をしました。

では1、なぜ高齢になると転倒するのでしょうか?要因として①加齢による身体機能の低下・注意力の低下②病気や薬の影響③生活環境④運動不足があげられます。①の加齢による要因として、つまずく、すべった、足のふみはずしがおおいです。⓶の病気や薬の影響として、薬の副作用でのふらつきや立ち眩みが起こり、転倒原因になることもあります。③の生活環境として、自宅での注意する場所1位 居間、2位 玄関、3位階段・廊下、4位 寝室、5位 浴室とつづきます。

部屋の整理整頓に加え、玄関マット・浴槽出入り口のマットに滑り止めをひくこと。階段でのスリッパが転びやすいので1階と2階でスリッパをわける。夜のトイレは暗くて見えにくいので、豆電球や蓄光テープをつけることなど現物をみせて説明しました。また、私の両親の話をおりまぜてお話しました。

まとめとして、転倒予防の心得として、1歩くときはかかとから着地する。2急に動くとめまいのもと。3外出する時はゆとりをもつ。4脱げにくい靴が身を守る。5住環境を整備する。という話をし、最後に体操をしました。

朝やってほしい「タッチ・オン・ケア」をご紹介します。朝起きたら、両手をこすってください。そのまま前腕、上腕を優しく片手でこすります。鎖骨の下を片手をグーにして手のひら側で円を描くようにこすります。朝起きた時、脳から神経が筋肉に繋がりやすいです。おすすめします