講演者;荒木貞夫会員

前半担当でトークと板書での講演です。板書はできるだけ大きな文字で書くことを心がけました。

21世紀はストレスの時代と言われています。その根拠は新聞、テレビ等の報道でのストレスに伴う過労自殺、過労死等の問題、2015年厚生労働省による、企業によるストレス調査毎年1回行うことが義務規定とされた等です。

次に講義の進め方、まず健康、ストレスの定義、原因、影響、解消法、今日はストレスの解消法が中心ですと話をしました。

健康とは心と体が良好な状態であること(WHO),

現代社会はストレスにより心身のバランスが崩れていることが多い。

その解消法としてあなたは2つや3つの解消法を持つています。ただ意識していないだけです。ある新聞のストレス解消法調査、多い順に,睡眠,散歩、スポーツ、酒、旅行、話をする、温泉、食べる、本を読む、風呂、これがベスト10です、まだまだあります。この中で1や2つはやっているでしょう。

自律訓練法

これを意識的に必要に応じて、心身ともにリラックスした状態をつくりだすのが自律訓練法です。特別な方法でなく誰でも自律訓練法を日常経験しています。例えば仕事を終えてちょつと一服したり、お茶を飲む、風呂に入る、ほっとする瞬間、うつらうつらと眠りかける状態、を自律訓練状態といいます。誰でもできます。小学高学年から90歳代くらいまで可能です。

標準練習

背景公式 気持ちが落ち着いている

第一公式、両手両足が重たい

第二公式、両手両足が温かい

皆で行いました。慣れてきますと二分から三分で終わります。1日2回おこないます。

このようにストレスを解消して心身の緊張と弛緩のバランスをとることが大切です。

司会は南野さんで素晴らしい紹介の仕方により,また紺野さんの適切な進行により安心して話をすることができました。有難うございました。

終了後の「ふりかえり」ではわきあいあいのミーティングで講演中の緊張と終了後の弛緩との心身のバランスとることを実践したようなものでした。

健康的な入浴法、危険な入浴法t