講演者;佐藤玲子会員
8月1日西公民館で講演致しました。猛暑が続いている中参加して頂きましたが講演が始まる前に老人会の仲間の出し物で元気が溢れていていましたのでその元気を少し頂きました。
「低栄養」と「年を取ったらお肉を食べた方が良い」という言葉聞いたことあると思いますが「肉を食べた方が良い」の方が残っていませんかの問いかけに皆様笑顔で反応。今日は「低栄養」と「肉を食べる」話ですと笑いが漂う中で始めました。
2016年の国民栄養調査によると65歳以上の高齢者17.9%が低栄養傾向という結果が報告されています。
高齢者の低栄養とは、エネルギーとタンパク質が欠乏し、健康な体を維持するために日常の食生活で必要な栄養素が足りていない状態です。
高齢になってくると脂っこい物よりさっぱりした物の方が良い、動きが少ないので粗食で良い、食べ物が上手に食べられないなどという事が原因で徐々に食事量が減ってきて低栄養状態になりやすいこと。又三食しっかり食べているし満腹感は有るので問題ないと思っている人の中にも栄養素が足りなくて低栄養様状態の人がいること。
低栄養になると全身の機能の低下が進み、筋力や免疫力の低下、情緒不安定、認知機能や思考力の衰えにも繋がり要介護や病気にかかりやすくなってしまいます。
低栄養状態を判断する3つの条件として*体重の変化*体格指数*血清アルブミン値について詳しく説明。予防としてはバランス食、回数を増やす、おかずから先に食べるなど。
バランス食はいつもの「卵」1個80キロカロリーを基準に説明。今までのメタボ予防では食べ過ぎが生活習慣病を引き起こすので食べ過ぎないようにと減らすことでしたが低栄養ではエネルギー、タンパク質をしっかり摂取することが大切と増やす方法を説明し、今日8月1日は土用丑の日です。しっかりウナギを食べてタン
パク質を補充しましょうと終了しました。