講演者;岡章次会員

稲田会員と私で「若返り健康講座」の講師としてお話をさせて頂きました。当日は秋晴れの気持ちいい天気に恵まれましたが、地域の3つの行事と重なったこともあり、参加者が13人と健康管理士会・会員3人、計16人での開催になりました。

しかし、参加者は熱心に耳を傾けて頂き、メモをとられる方も多く、そして講演の後、参加者から個別に質問も頂き、有意義な講座になりました。公民館の皆さんの資料準備もして頂き、感謝いたします。ありがとうございました。

今回の私のテーマは先月行いました古唱会の時と同じ「血圧を管理しましょう」です。

基本的な血圧に関する知識は前回と同じですが、多少お話の内容を変えて、お話しました。

福沢諭吉先生が脳卒中になられた時、ヒルという生き物を使って頭や首から血を吸って治療をされていたお話、ヒルを使った治療は明治から戦後直後ぐらいまで使われていたようですが、ヒルのことをご存知の参加者もおられました。感激です。

また、ケニアのマサイ族の血圧調査を1987年に家森先生がされておられますが、マサイの人たちが居住しているところは食塩というものが存在していなく、そのこともあってか、その時に高血圧になっている人が極めて少なかったようですが、

 

その後、その地域も都市化ライフスタイルに変わり、高血圧になる人が増えていったようです。

また、南米アマゾンに住んでいるヤノマミ族が一日食塩を0.3gしか摂取してなく、それでも生活できている、しかも高血圧の人はいないというお話などをさせて頂き、減塩の大切さをお話しました。

自分の血圧を毎日測ること、減塩、減塩のための香酸柑橘類の利用などを提案致しました。最後に、標語「こうけつあつは、さよならさ」を説明し、講座を終わりました。t