講師③ 重田健一
テーマ 健康生活への道  野菜、果物摂って夏バテ予防!
開催日 令和元年7月22日(月)
場 所 彩の国すこやかプラザ 2Fセミナーホール
時 間 13:00~13:50(講演 第3番)

埼玉県健康管理士会の講演会がすっかり恒例になった「老人クラブ健康づくり大学」は
まだ梅雨明けの気配がない7月22日に開催されました。近年の暑い夏に向け最も身近で
タイムリーと考え「野菜、果物を摂って夏バテ予防!」をテーマに夏バテ対策を食生活
から考える内容としてお伝え致しました。(昨年度7月・8月、62日間のさいたま市の
真夏日・猛暑日数は48日・熊谷地方気象台HPより)
「ば・てる」は「果てる」の転か。スポーツ、競馬で用いた語で疲れ果てて動けなくなる
(広辞苑より)

 我が国の夏は高温多湿!その気候に対応できなくなり、だるさ、疲労感、食欲不振が症状で、その対処法は
①室内で快適に過ごす工夫
②ぐっすり寝てその日の疲れをとる工夫
③栄養価の高い疲労回復に効果的な食材を意識して摂ることが大切といわれていますが、特に今回は効果的な食材や栄養成分また、どんな野菜、果物をを摂ったらよいかについて具体的な提案を致しました。食材では豚肉、卵、ウナギ、玄米、緑黄色野菜、アボカド、納豆などの豆製品、栄養成分ではビタミンB¹・B²、C、良質なタンパク質、クエン酸などが効果的だと言われ、野菜、果物ではピーマン、トマト、スイカ、キウイフルーツなど夏に旬を迎える野菜・果物が特にビタミンC、ミネラルが体の調整役、また食卓の脇役として重要な役割を果たしてくれます。
(注)野菜、果物だけでは夏は乗り切れません!3大栄養素をバランスよく摂りましょう!

 ともすると暑い夏はのど越しの良い、冷麺などで食事を済ましがちですがビタミン、ミネラルが豊富な夏野菜、海藻類、良質タンパク質(鶏のささみ・ゆで卵など)をトッピングするなどひと手間かける工夫をお勧めしたほか、「夏バテ予防一押しメニュー!」として
豚バラ肉、卵、トマト、ナスを食材にした中華風夏バテ予防レシピなどを紹介し、50分間の講座を終了致しました。