講師:中鉢芳子

令和元年10月29日、雨天、戸塚西公民館講演、聴講者14名でした。

前半が「交感神経をフルに使った稲田会員の講演内容」に対して、私の話は真逆で「副交感神経を優位にさせる内容」になり、その点では聴講生の皆様は分かり易かったのではないかと想定し、私自身も何度か稲田会員の前半講演を持ち出して説明させて頂きました。

ただ本日の感想を一言でお伝えすると「講演とは難しいもの」とつくづく感じています。
今回は小さな会場ですので、プロジェクターを使わずに講演しましたので「視覚」ではなく「聴覚」による講演にしたために、余計に伝わりにくかったかも知れません。
反省会で「セロトニン・トリプトファンなどの言葉は不要だったのではないか?単純にタンパク質だけで良かったのではないか?」「4・6・11の法則は一所懸命説明していても分かりにくかった。数字は不要で太陽の絵などを活用した講演にするとわかり易いのでは?」など貴重なアドバイスを頂き、前回の「ふれあい館の睡眠の話」の反省点と重なる点も見え、私自身の講演内容や話術に対する貴重なアドバイスを下さった会員に感謝しております。

睡眠とは誰もが毎日体験する事であり、「健康維持」に欠かせないものです。そして私達健康管理士は3級・2級・1級試験勉強で必ず登場する教材内容になっています。
よって各講師の講演の中にも良質の睡眠アドバイスが登場しやすく、聴講生は耳で聞いて知っている内容も多いはずと感じている中での講演になります。
基本的な話を伝えながら、皆さんがきっと悩んでいらっしゃるであろう点にも触れ「気にしない事」「睡眠は個性と割り切る事」の大切さなどもお伝えしておりますが、次回11月の「睡眠の話」をどの様に手掛けようか今から試行錯誤しています。

なお、本日は「かなり熱心な聴講生」との印象が伝わる雰囲気の講演でした。皆さん最後まで、とても熱心に耳を傾けて下さいました。