*日時:令和2年10月21日

*場所:中央ふれあい館

 

日周リズムに焦点を当ててお話しました。体内に時計遺伝子があり、それには親時計と子時計があり、それが連携して体内リズムをつくり私たちの体をコントロールしています。この体内時計が日頃の生活の乱れによって狂いだすと様々な体の支障をもたらします。睡眠障害、高血圧、肥満、免疫力低下、疲労感、自律神経の乱れなどなどです。

『朝、起きる。太陽の光を浴びて体内の時計がリセットされ、朝食を摂って時計がリセットされる、これが一日の始まりです。日中は身体が元気で活動的になります、昼食は日中の栄養素の補充。夕方になると身体が眠りに入るぞ、って時計が動く、夕食を早めに摂って眠りに備える、スマホ・パソコン・テレビ・コンビニなどの光は眠りを妨げるので就寝前には避ける。そして眠りなさいってメラトニンの分泌が活発になる、眠っている時の若返りホルモンである成長ホルモンの分泌も活発になり傷ついたところを修復する。深い眠りにつく。』これが日周リズムです。

私は自身のリズムを維持するために起床時間と就寝時間をほぼ決めています。朝5時45分に起床し、夜10時に就寝することにしています。朝の起床時間はテレビ体操が6時25分からありますのでそれに照準を合わせるために決めています。各人、何か目標を決めてリズムを作るきっかけにしてもらえたら作りやすいと私の体験を通してお話しました。朝の起床時間を決めて睡眠に6~8時間必要ですから、それに合わせて就寝時間を決める、そうするとリズムを作りやすいです。自分自身に合ったリズムのとり方を決めて、そのリズムが乱れない生活を送ることが大切です。ただ、朝の太陽の光を浴びることだけは忘れない、朝・昼・夕の3食バランスを考えきちんと摂る、それは大事にしておきたいと思います。

このコロナ禍、まだ、ワクチンもなく薬も十分期待できない中、自分の健康を維持し体力をしっかりつけていくことが大切でそのためにも体内時計が狂わない規則正しい生活を送りたいですね。

(講演者:岡・住吉 司会:中鉢・清水)