日時; 令和2年11月10日
場所; 戸塚西公民館
講師; 岡 章次 会員
これから寒くなる季節で体の「冷え」が原因で様々な病気の引き金になりますので、
体の冷えの対策をして頂くようお伝えしました。
人の体は冷えることで血管が収縮し、それによって熱を逃がさないように働きます。そうすると血管が収縮し、血流も悪くなり必要な栄養や酸素が末端の細胞まで行き届かなくなり、消化吸収の働き減、便秘、血圧上昇、疲れやすさ、肩・腰・関節のこり、転倒やそれによる骨折、などなどの体への悪影響を及ぼします。冬の時期、脳卒中や心筋梗塞、呼吸器系疾患によってお亡くなりになる方も多いですが、この冷えが引き金になっていることも考えられますので注意したいと思います。 冷えの対策として、標語「おっかあー!へやとてもあたたかいさ♪♫」で説明致しました。この標語はどれも大切ですが、特に
「お : お風呂の脱衣所・浴室を温かく」
「つ : 冷たい飲食には要注意」
「か : からだを動かして、あたたまろう」
「へ : 部屋は18℃以下にならないように」
「と : トイレに夜中行くとき、寒いので要注意」
「て : 手首、足首、首はあたたかく」
「あ : あんか・湯たんぽ等で気持ちよく、寝よう」
「た : 体温をちゃんと管理。低体温に要注意」
「い : 胃や腸などお腹は冷やさないように」等を重点にお話ししました。
冷えは免疫の働きも悪くなり、風邪、更にインフルエンザ、新型コロナウイルスにも罹患しやすくなりますので、体が冷えないように注意したいと思います。