日時;令和2年12月12日

場所;彩講会(さいたま市)

レジュメは、「①健康のためには1口30回噛みましょう

②高齢者も腹八分を心掛けるべきです

③今の野菜は昔の野菜に比べて大幅に栄養素が減っている

④ネコは肉より魚が好きである」で各項目に、そう思う、そう思わないと参加者の考えを前もって記入してもらいました。

①については日本咀嚼学会の発表レポートを引用しながら、食べ物の種類によって咀嚼回数は異なることなどを説明。

②に関しては最も時間を割いて説明。「腹八分説」が生まれた時代背景や、高齢者が腹八分を実践しするとどういう結末が待っているかなどを中心に話しました。

③については、昭和26年発行の食品成分分析書のコピーも回覧して見てもらいながら、少なくともどんな野菜でも大幅に栄養素が減っていることはないことを解説。

加えて農薬などについても説明。数年前に話題となった「無農薬で育てたリンゴが生まれた背景」についても、

私自身が取材して得た情報を聞いてもらいました。参加者から質問も出ましたが、農薬などについての関心は強いようです。

④に関しては、「ネコは魚好き」と言われるようになった歴史的背景を説明。本当は魚より肉が大好き、というネコの声を代弁しておきました。またアニメ「サザエさん」の主題歌の中の歌詞「お魚くわえたドラネコ?ノラネコ?どっち?その違いは?」についても解説。これが最も受けたようですが・・・。

終了後、質問もたくさん出たことは関心を持ってもらえたかなぁと思います。

(パワーポイント使用で60分)