体と水分・夏

7月15日 芝公民館   佐藤衣代 会員

コロナ感染予防のため芝公民館では7月が初回講演となり、トップバッターとして不安と責任を感じましたが職員さんのご尽力により無事に終えることが出来ましたことを感謝いたします。

通常の講演は2人で別々のテーマで行いますが、今回は田村会員も同じような内容だったので掛け合いスタイルにしました。田村会員は話のタネを豊富にお持ちなので大船に乗った気持ちで進めることが出来ました。

私は「体と水分・夏」のタイトルで水分補給、脱水症と熱中症の違い、脱水症予防の順に進めました。水分補給は言うまでもなく喉が渇くからですが、多少掘り下げて体のしくみから理論的にご理解いただきたいと考え取り入れました。高齢者では体重の50~55%が水分量でこれを保つために補給することを図を使って説明しました。次に脱水症と熱中症の違いでは、これらの言葉は日常生活でしばしば出てきますが明確に両者の違いをこの機会に是非、正しくご理解いただき日常生活で活かして熱中症予防にお役立ていただきたいと思い力を入れて説明いたしました。そして脱水症を予防する簡単な方法を皆さんと試し、予防するには体力を養うことと環境への配慮も必要な事を話しました。

今までの水分補給とは異なりマスクをすることが日常化した中で「かくれ脱水症」にならないように注意すると同時に暑くなる前に汗をかける体にしておくことの大切さ、そして最後にダメ押しで脱水症と熱中症の違いをクイズ風にして皆さんと確認しました。

田村会員の生活に即した例を場面ごとに示しての話の中で、草取りがありました。ついつい時間をオーバーしてしまいがちなことから水分補給の準備をしてから始めることを私も再確認しました。