【ワクチンを考えよう! 新型コロナワクチン】
7月7日 西公民館
中鉢芳子 会員
「七夕講演は傘要らず」の曇り空でした。
川口市内65歳以上のワクチン接種希望者はほぼ順調に済んでいます。接種後の心のゆとりも手伝い穏やかな表情で耳を傾けて下さる方が多く見えます。
なるべく専門用語を使わない講演を繰り返していますが、今回は割り切って使用しました。それは毎日、テレビ・新聞などマスコミ情報で耳慣れていると考えたからです。しかし念のため講演終了後に数名に感想を伺いました。「分かり易かった」「面白かった」「飽きなかった」等々の反響で「ワクチンへの深い関心度」を感じました。
「ワクチン」をテーマに講演するのは2回目ですが
1回目は半年前でした。半年の間に聴講者の意識も日本政府の対応も大きく様変わりました。その間にデマや疑問も吐出しており、私の知友人から多く質問される問題点8つを取り上げて「質問へ説明」する形式で講演しました。
スタートは講話の基本「DNA・遺伝子・ゲノム・RNA]から説明しました。これらを混乱していると分かり難いです。2頁目は「ウィルス・細菌」の違いです。その後、8つの質問に身近な例題を取り上げて解説しました。①PCR検査は「横田めぐみさんの遺骨判定」や「カツラ」。 ②免疫は「回転寿司」。 ③エクモや ④変異株。⑤mRNAとの比較で、⑥アデノウイルスベクター ⑦不活化ワクチンの説明も少し加えました。
最後は ⑧私自身の副反応実体験をお話しして「他では聴けない講演」に仕上げ、講演終了後数名の聴講生からお声掛け頂きました。
なお「ワクチンの3つの目的 ①自己防御 ②集団防御③集団免疫」は時間的に簡易な説明としました。