12月1日 西公民館
南野和治 会員
冒頭、
現在の最大の願いは何ですかと皆さんにお聞きするといくつになっても元気で長生きしたいという答えが返ってきました。つまりシニアの多くの方の願いが健康寿命をのばしたいということです。
先ず人生を四つの時期に分けると
第1期が親から養われている少年少女時代。
第2期が自立し社会人職場で働く時期。
そして
第3期が現役リタイア後のシニアの時代、最後は死を待つ時代です。いくら現役時代が輝いていたとしてもシニアの時代が枯れて虚しいものだと台無しです。現役の束縛責任感から解放された第3期を元気で長生きし死を待つ時期を極端に短くし願わくば最後は三日ほど床に伏し安らかに息をひきとるのが理想の人生ではないでしょうかと問い掛けると受講者の皆さんは一応に頷いておりました。
そこで今回は病気の予防等ではなくシニアの充実の為の心の持ち方に重点を置き、次の五つの生き方をし、シニアをゴールデンタイム(黄金時代)にしてほしいと言うことを強調しました。
「あ」 新しいことに挑戦しよう。新しい事を始める人は老いない、常に若々しい。
「い」 今が大事。シニアにいつかきっとはやってこない、やりたい事を後のばしにしない、今を楽しめない人は将来も楽しめない、今の連続が人生そのものです。
「う」 運動、体を動かす。体が動くうちは生命は維持します。シニアにあっては有酸素運動のウオーキングが最適です。歩きながら歌を口ずさんだり俳句を作ったり途中で休憩してスケッチするとより一層認知症予防になると言われています。
「え」 笑いましょう。笑う事はお金もかからない副作用もない特効薬です。免疫力も高まりストレスも発散します。ユーモアを一つ紹介し笑ってもらいました。
「お」思いやり、奉仕の精神のある人ほど病気になりにくいし、なっても治りやすいとも言われています。