12月16日 芝公民館
佐藤玲子 会員
前の方が「気持ちのよい排便」と、出すテーマでしたので、次は口から入れる話ですと導入。
バランス食+適量が健康に通じることからいろいろな食材を振りかけに例えてテーマを決定。
厚生労働省では1日推定エネルギー必要量(2020年版食事摂取基準)は身体活動レベルが低い場合、男性50~64歳2200キロカロリー、65~74歳2050キロカロリー、75歳以上1800キロカロリー、女性50~64歳1650キロカロリー、65~75歳1550キロカロリー、75歳以上1400キロカロリーと決めています。参加者は自分の摂取カロリ量を把握し、1日1600キロカロリーをバランスよく摂取出来る摂り方を基準に加減して自分の1日摂取量を把握してもらう。
高齢者になると筋力の低下(最近つまずき易くなったなど)、活動性の低下(何をするにしても面倒になってきた)、認知機能の低下、精神活動の低下など健康障害を起こし易い虚弱の状態になってきます。日本老年医学会が2014年にフレイル(虚弱)と提唱しました。フレイル予防は栄養、社会参加、身体活動など有りますが食事ではバランス食+タンパク質が重要なポイントです。
タンパク質の1日の推奨量は男性18~64歳65g、65歳以上60g、女性18歳以上50gとしていますがフレイルから要介護にならないよう65歳以上の人は少なくとも1日体重1㎏あたり1ℊタンパク質を摂ることが望ましいと勧めています。フレイル予防には肉、魚、納豆などの大豆製品、卵、牛乳、ヨーグルトなどの乳製品などタンパク質を積極的に摂ることです。肉、魚、に限らず、タンパク質含有量は少ないのですが米、野菜、果物にも含まれていますので1日にバランスよく食べればタンパク質も十分に摂取出来ます。
1日摂取基準のエネルギー、タンパク質をバランスよく摂取出来る方法を「卵」1個と食材を4つのグループに分けて説明。バランス食のまず1歩は卵1個を手に取り、そして食事を楽しみましょう。