10月18日 戸塚西公民館

上原道康 会員

冒頭で、「早起きをして活動的に過ごす高齢者は認知機能が衰えにくい」という、今朝届いたばかりのHealthDayNewsの記事を紹介解説。さらに「大変参考になる電話番号をメモしてください。何の連絡先かは講演途中で話します」とある組織の電話番号(048-258-****)を発表し、興味をもって聴いてもらえるように進めました。

配布レジメは、「①認知症・・・昔は?今は?②家族としての接し方③もし身内で認知症と診断された人が出たら・・・」というもので、資料として埼玉県指定NPO法人メイあさかセンター尾池富美子氏提言の「認知症を予防するための10か条」を配布。

➀について、昔はボケ老人(今でいう認知症)が出た家庭では「外出させない」とか「部屋から出さない」というように隔離をしていた。そのころ子供だった今の高齢者はそれ故認知症になることを恐れているのでしょう。でも現代ではそういう見方は理にかなっていないということを説明。

万が一身内に認知症の家族が出ても、何もできない状態まで進むには相当な時間がかかること。そうなるまでの間、当人ができることを奪わない環境を保つことの大切さを説明。

さらに身内で、何もできない状態になった人が出たら、一人で抱え込まないでしかるべき相談先に連絡しましょう。その連絡先は川口市の場合,040-258-****です、と最初に言った電話番号先の説明をしました。

最後に、正月など家族が集まった時、「もし自分が認知症になったならば・・・」というご自身の気持ちを伝えておきましょう、と言って40分の講演を終えました。