【癒しのヨーガと呼吸法】
12月15日 新郷公民館
山本恵子 会員
1,〈ヨーガの変遷〉
紀元前2300年~2500年頃インドヒマラヤ山脈の麓インダス川流域モヘンジョダロの遺跡で、蓮華座の姿で瞑想している印章が発見されたことから当時ヨーガの修行が行われていたと推測されます。
1970年代瞑想のヨーガに呼吸法とポーズを取り入れたハタヨーガが日本でも広まる。
2,〈呼吸のメカニズム〉
肺は空気の出し入れをするのに自らの力で伸び縮みできません。横隔膜と肋間筋という胸腔にある筋肉の働きによって収縮します。ご自分の横隔膜に手を当てていただきヨーガの呼吸法を行いました。
3,〈ヨーガの実践〉
準備運動として肩・首・肩甲骨周りをほぐす。ヨーガで最も代表的なポーズ太陽礼拝ではバランスの取れた正しい立ち方と丹田の位置の解説。椅子に座ってのポーズは普段あまり動かさない体側(脇腹)を息を吐きながら倒していきました。どの動きも力を入れて頑張るより息を吐きながら行うとスムーズに行えます。
4,〈ヨーガの基本〉 (調身)・(調息)・(調心)
体を動かしてしていくと姿勢が調ってきます。すると呼吸が深くなります。深い呼吸は体の隅々に酸素が行き渡り、血液の流れも良くなってきます。体を動かした後はしばらく目をとじて、意識自分の内側に向ける(瞑想)を行い心もゆったりさせます。これらの効果が相まって心身共に整います。
年末のあわただしい中最後は皆様と一緒に大きな伸びをして終わらせていただきました。