埼玉県健康管理士会 会員 稲田 美恵子
9月17日、西公民館の古唱会で「脳トレーニング」についてのを講演をさせていただきました。
健康で長生きをするために、加齢によってどんなことが起こるのかを知ることが大切です。
高齢期に多い主な自覚症状に、筋や骨の痛み、頻尿、不眠、せきや痰、目のかすみ(視覚障害)、聴こえにくい(聴覚障害)、物忘れ(記憶障害)等が起こります。
それでは皆さんの老化度をチェックしてみましょう。
- 相手の顔は分かるのに名前が出てこない。
- 相手の名前は分かっているのに顔が思い出せない。
- 電話で声は分かるのに名前が分からない。
- 声をかけられたが誰だか分からない。
- 簡単な文字なのに読めない。
- 書きたい言葉の漢字が出てこない。
- 長く話を聞いているといらつく。
- 文章を書くと文字を間違える。
- 話そうとしている言葉と違う言葉を話してしまう。
- 目をあけたまま片足で10秒立っていられないかがでしょうか?
幾つか心あたりが有りましたら、こんなことをやってみましょう。
車のナンバープレイト 四桁の数字を見て逆から言ってみましょう。また数字を単数にして足してみましょう。これはドライブや旅行をしたときに良い訓練になるでしょう。
二つの物忘れ・・・
加齢による物忘れと脳血管性認知症について記憶の司令塔と言われる海馬を低下させない為には、噛むこと、フリフリグーハーをすることで初期症状の脳の改善が見られることが平成13年に茨城県の利根町で300人の人達にこころみ、成果がみられました。
脳梗塞の前ぶれ・・・
こんな前ぶれが現れたらただちに検査が必要です!
体の左右どちらかが動かない!
体の左右どちらかが しびれる!
感覚がない!
けいれんする!
半分しか見えない!
言葉が出ない!
吐き気がする等の症状が出たらすぐに119。 かかりつけの病院へ。
そのあと楽しく歌いました。「ボケます」「ボケない」小唄を踊って45分の講演を終わりました。