埼玉県健康管理士会 会員 佐々木 育代
10月19日(水)川口中央ふれあい館で「ウォーキングと生活習慣病」というテーマで講演をさせていただきました。
テーマに入る前に生活に必要な簡単な手話で頭の体操をしました。「ありがとう」だけでも覚えて、お孫さんのいる方は障害のない健康であることの幸せ、「ありがとう」が自然に言える子に育ってほしいという思いも込めて教えていただければとお話しさせていただきました。
テーマに入り、生活習慣病とは日々の生活習慣が深く関わって起こる病気で、以下の4つについてお話させていただきました。
- 不適切な食生活(カロリー・食塩・飲酒・脂肪の過剰等)
- 運動不足
- 喫煙
- ストレス過剰 などがあり特に肥満の方が喫煙すると生活習慣病を発症する確立は高くなります
次に生活習慣病には、次の3点についてお話しました。
- 運動不足・過食を放置すると肥満になり、さらに放置すると高血圧・動脈硬化になる危険性がある。高血圧と動脈硬化は悪循環で繰り返し、自覚症状がないので、さらに脳卒中・心臓病・糖尿病へと進行する確立が高い。
- 中高年からの骨粗鬆症、膝痛、腰痛は筋肉の減少により起こることが多い。
- ストレス、認知症は脳の活性化により予防できる。
生活習慣病にならないで健康長寿を目指すには、食事、喫煙、休養も大切ですが、適度な運動も同じように大切で1~3に効果的なのがウォーキングで、次にウォーキングの利点について説明いたしました。
- すべての運動の基礎
- ダイエット効果
- 有酸素運動
- 筋肉量の増加
- 汗をかく等で、中でも筋肉量・汗について詳しく説明させていただきました。
ウォーキングの効果は分かっていただいたので最後に実際歩く時に気を付けていただきたいこと、歩き方・姿勢・服装・靴・ウォームアップ・クールダウン等お話しさせていただき、ウォーキングを続けていくにはどうしたらよいかを説明しました。
- 目的をもつ(趣味を活かす)
- 歩き方に変化を付ける
- 歩数計を使用
- ポスターを貼る
- ウォーキング大会に参加することです
川口はウォーキングが盛んで、先日9月24日、25日とツーデーマーチが開催されたこと、散歩コース、紅葉コースなど私の実体験をご紹介させていただきました。
これからウォーキングにはとても良い季節ですので歩く習慣の無い方は今日をきっかけに歩いて健康長寿でいきましょうと締めさせていただきました。
終わって4人の方から熱心な質問を受けました。歩くことはどなたにも出来ますし、改めて生活習慣病の関心の高さを感じました。