講演者:紺野義男 会員
平成28年2月16日(火)戸塚西公民館での講演が終わりました。皆さまの応援があり、スローライフのみなさまに「がんにならないために」の切実な課題を聞いていただき、感謝申し上げます。
じつは前日の15日に次男坊の嫁(桃子)が腫瘤形成性虫垂炎の手術をしましたので、心配でした。妻が(40歳)で乳がんになり、また妻の兄弟二人がんで死亡しており、また日本のがんで死亡する人が第1位で身近な問題です。真剣に勉強して自分のため、家族のため、地域の方のためになりたいと考えております。
埼玉県のがん検診県民サポーターにも認定されております。2015年の死亡数が1月1日での推計が発表になりました。全死亡者130万2000人第1位がん死亡者37万(28,4%)人です。年齢調整(75歳未満)では減少しているという人がいますが、そんな単純な問題ではありません。パワーポイント37枚のスライドで説明しました。
国立がんセンターの(がんを防ぐための新12か条)に沿って、禁煙、節酒、食生活、体格の5つのポイントを詳しく説明しました。
喫煙と飲酒の組み合わせで一挙に30倍のリスクになる(愛知がんセンター病院)データ―を、さらに2020年オリンピックまで煙のない日本を広げていくため先頭に立って声を上げていくことの重要性を話しました。
7条適度に運動では、運動にはⅠ万歩のウオーキングの中に「中強度」の大股の早歩きがあらゆる病気の予防が中之条研究の「メッツ健康法」で判明しました。
1日8000歩・「中強度の活動」20分であらゆる病気を予防でき医療費も大幅に削減でき世界から注目されています。歩数計から活動量計でがんも予防できる時代になりつつあります。
9条ウイルスや細菌の感染予防と治療ではB.C型肝炎の検査を地元の保健所で無料検査が受けられることや、ピロリ菌の除菌について説明しました。
10条の定期的ながん検診も大事です。
日本では30%、欧米では80%が、がん検診受診率です。川口市では前年並みの形で新年度の胃がんの検診の応募をスタートしました。
がんにならない錆びない体をつくること、活性酸素が老化やがんの原因で避ける方法と除去する方法も説明しました。
良質のたんぱく質やビタミンの種類などの具体的な表は別途印刷物を皆様に配布して、詳しく説明しました。