講演者:幹マサエ  会員

3月2日(水)、西老人会で講演をさせていただきました。電車が途中で止まることもなく、無事に会場へ到着できたことが、何よりもほっとしました。

いつまでも元気で何不自由なく生活できること、それが万人の望むところです。そうできるようにするにはどうしたらよいかを話しました。
今年になって、世界最高齢の112歳の男性が亡くなりました。 その方は何と105歳まで畑仕事をしていたということです。 
そして110歳まで眼鏡をかけずに新聞を読み、入れ歯を使わずに食事が可能だったと話しましたら、みなさんびっくりされてました。

他に高齢で元気にされていた方と言えば、きんさん・ぎんさんがみんなの記憶にしっかり残っています。 
コマーシャルを皮切りに多くのテレビ番組にも出演し、100歳過ぎて初めての海外旅行にも出かけています。

この3人から学ぶことは何があるか考えてみました。 きんさん・ぎんさんのことはみなさんがしっていますから、具体的な長寿の見本となり、話を進めやすかったですし,わかりやすかったと思います。亡くなるその日まで寝込まなかったというのは、羨ましい限りです。きんさんは歩行困難と中度の認知症が出た時期がありましたが、それを克服したことを話しましたら、みなさん感心してました。

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いくつになっても持ち続けたいのは“気力”です。 
そして人のお役に立ち、周りから注目されているのを自覚すると、それが遣り甲斐に繋がり、生活に張りが出てきます。
それが元気に繋がっていきます。 上手にストレスを発散して、身体を動かし、人とおしゃべりを楽しみ、食事は”こまごわやさしいこ”を念頭に置き、いろいろなものを食する、それが自分の健康を支えてくれることを話しました。 
食事についてはマクガバンレポートと近藤正二さんに触れ、自律神経がそこに関与していることも話しました。 

脳が元気でいてくれるようにするにはどうする必要があるかを話し、最後にお話しした内容を復習出来る替歌を作りましたので、みんなでそれを歌って、みなさんの笑顔を見ながら終わることができました。