講演者;住吉修会員

転倒予防をテーマにした両角会員とのコラボ講演の3回目、共通認識は「筋肉量の維持」であります。

私はその観点から筋トレ、ストレッチ、ウォーキングのご案内をさしあげておりますが、コラボ講演を重ねるごとに両角会員との共通のワードを使っていることに気が付いてまいりました。

それは冒頭の筋肉量もですが、他にも「姿勢」、「すり足」、「体幹」、「運動不足」、「歩く」等です。また、ご参加者のアンケートでも転倒予防には運動が欠かせないとの認識が第一位であり、これらからも健康寿命には運動が大切だとの理解が見てとれます。

しかし、”健康でいたいから…”、”医療費を削減するため…”の理由で運動するのでしょうか?私は”楽しいから”、”気持ちいいから”運動するのだと思います。

今回は私の前に講演をつとめた両角会員が転倒について席が隣同士の人と転倒についてディスカスするという試みを導入されました。

いざ始めてみると結構、旧知の仲のようにお話し合いをされ会場の空気も和やかなものに一変いたします。

その流れは後続の私の講演中にも引き継がれ、ウォーキングの腕ふり指導にお互いの背中を触れ合い肩甲骨のアクションを見たり、感じたりするコミュニケーションを取り入れました。(両角さんのネタなのですが。)

これもやはり、ホントだ!ホントだ!とかお互い声掛けあったりして会場の空気も活性化いたしました。

これは人間は独りで運動するよりも仲間やコミュニティでお互い刺激を受けて運動するのが楽しく、かつ長続きする要諦なのではと思いました。

今後もこの経験を講演に活かしてゆこうと考えます。