1月5日 西公民館

住吉修 会員

1年ぶりで西公民館での講演をさせていただきました。

久しぶりに西老人会の皆様の顔ぶれを拝見いたしましたが、お年の若いシニアの方も増えたのでしょうか、若干世代が若返った印象を受けました。

さて、開始早々ご参加者に日頃、散歩やウォーキングに親しんでいる方は?とお尋ねしたところ、40名近くのご参加者のうち半数近くの方が手を挙げられました。

続いて腕をしっかり振って歩いている方は?と聞くと1名だけでした。今回も腕ふりの生み出す推進力で体幹、骨盤連動の全身ウォーキングをご案内させていただきました。

実は歩く生活習慣をお持ちでも、漫然とお散歩しているだけでは筋肉の維持向上、心肺機能の向上は見込めません。ご自身の体力にあった負荷をかける意識が大切です。

筋力にとっての負荷は階段であったり、意識的に大股にしたり、心肺機能においてはスピード、距離や時間で負荷をかけることができます。

お散歩の中にでも意識的に腕ふりウォーキングを取り入れる時間帯を作ればおのずとこれらの負荷が加わってくるでしょう。

また、なるべく自分の脚で歩き、お買い物や用事など歩いて出かけるような意識も大切です。

マラソンのトレーニングにインターバルという方法があります。

ずっとダッシュばかりでは続かないので、ダッシュとジョギングの強弱を交互に繰り返し心肺機能を高めるものです。

これをウォーキングに応用すると、たとえば道路脇の電信柱を目印に散歩歩きと早歩きを電信柱ごとにスイッチして歩くのです。

漫然としたお散歩よりずいぶん効果的ですよ。お試しあれ!