1月19日 中央ふれあい館

1月20日 芝公民館

      山下邦代 会員 

2会場同じ内容で講演いたしました。

歩くことは、皆さんなにげなくしていることだと思います。その歩くこと(歩行)は、意識して歩かなと歩けなくなります。人生100年時代といいますが、人は歩けなくなった時点で介助が必要になります。 いつまでも歩く力を保持するためには、運動をして筋肉を太くする必要があります。筋肉は何もしないでいると30才頃より、1年で1%、10年で10%減っていくといわれています。

ウォーキングは、運動として歩くことをいいます。最も手軽にできる有酸素運動です。やや、早足で、歩幅をひろげて歩きます。お尻の筋肉(大殿筋)や太もも(ハムストリング)ふくらはぎなどの大きな筋肉を動かし血流をよくし、代謝をあげます。その他認知症予防・骨密度向上・免疫機能向上・大腸癌や乳がんの予防効果が期待できます。

歩き方は、早歩き・ゆっくり歩きを繰り返すインターバルウオーキングをお勧めします。1日30分×週3~4回。目標8000歩(生活の中の買い物、掃除を含む)歩く前の準備運動、歩いたあとの整理体操と水分補給も忘れずに。

歩数計をつけるのもモチベーションがあがりおすすめします。最後に、足腰が弱い方、もっと運動効果を上げたい方にノルディック・ウォーキング(日本式)をご紹介します。

ポール2本を持って、前にだして進むので、上半身の運動がプラスされ全身の90%の筋肉をつかった運動です。高い運動効果に姿勢を改善します。足腰の負担を軽減し転びにくい歩行方法です。姿勢がいいとおしゃれにみえます。ウォーキングの一つの種類としておすすめします。