11月18日 新郷公民館
佐々木育代 会員
フレイルとは本来は虚弱という意味ですが今回は「加齢に伴い心身が衰えた状態」でお話しさせていただきました。フレイルを構成する3つの要素は・身体的フレイル・社会的フレイル・精神・心理的フレイルです。
フレイル予防3つの柱
㈠栄養では食事の基本はバランスでたんぱく質、カルシウムを意識して摂取、口腔ケアの大切さ、
㈡運動は筋肉量を増やすことを心掛け自身に合った運動を継続すること。
㈢社会参加は①ボランティア②自己啓発(趣味・学習・健康・スポーツ)③友人・隣人などの交流④就労の4つに分け「人とのつながり」を持つことの大切さを伝えました。
次に「コロナの健康二次被害」について、
新型コロナ感染症の初期は緊急事態宣言が出て65歳以上の高齢者、基礎疾患のある人は不要不急の外出は控えてくださいと毎日ニュースで伝えられました。コロナ感染症が発生して二年半が過ぎ大半の人が不要不急の外出を控えました、その結果今、「コロナの健康二次被害」が急増しています。その調査報告を2つご紹介し2つの共通点は外出自粛で筋肉の減少、その結果要介護になるというものでした。
では今またコロナの第8波が感染拡大している中,これからどのように対策、対応していけばよいのか?
基本に返って「3つの密」特に換気の大切さをお伝えし、厚生労働省の「チェックリスト」で今のご自身の状態を知っていただきバランスの摂れた食事、筋肉を意識した運動など心掛けコロナフレイル予防の「た・ち・つ・て・と」
ちょっとそこまで歩いてみよう
つながりと会話を大切に
トレーニングで筋力アップ を活用し
「プラスちょっと」で健康意識を高め今の健康を維持できるように心掛けましょう。
最後は手話ソング「上を向いて歩こう」で終えました。